副業初心者の会社員必見!未経験から始める方法とおすすめ副業4選

今の給料だけで、これから先も大丈夫だろうかと悩んだことはありませんか。
20代・30代になると、生活費だけでなく、結婚や子育て、住宅購入など将来のお金について考える機会も増えてきます。会社を辞めるほどの決断はできなくても、給料以外の収入源があれば、少し気持ちに余裕が生まれるかもしれません。
一方で、副業に興味はあっても「何から始めればいいかわからない」「会社に禁止されているかもしれない」「高い教材を買って失敗したら怖い」と、最初の一歩を踏み出せない人もいるでしょう。
筆者も会社員として働きながら、休憩時間や帰宅後の時間を使って副業のスキルを学んでいます。
この記事では、会社員が副業を始める前に確認したいポイントと、初心者におすすめの副業4つを紹介します。あわせて、よくある疑問にも答えていきます。
副業初心者の会社員が副業を始めるべき理由

副業を始める理由は、人によって異なります。生活費を補いたい人もいれば、将来に備えてスキルを身につけたい人もいます。大切なのは、周りがやっているから始めるのではなく、自分が何に不安を感じ、どんな状態を目指したいのかを明確にすることです。
以下では、副業初心者の方の多くが、副業を始める理由について紹介します。
今の給料だけでは将来が不安になる
一つ目は、今の給料だけでは不安になるということです。
毎月の給料で生活できていても、将来まで安心できるとは限りません。物価や住居費が変わることもあれば、結婚・子育て・住宅購入など、これから必要になるお金もあります。
私も、今の会社の給料だけでも、生活はできますが、趣味にお金を使ったり、貯蓄したりできず、とても不安でした。
もちろん、副業を始めれば不安がすべて解消されるわけではありません。それでも、会社の給料以外に収入を得る方法を知り、必要なスキルを少しずつ身につけることは、将来の選択肢を増やすことにつながります。
まずは「毎月いくら増やしたいか」「収入以外にどんな力を身につけたいか」を考えてみましょう。
副業を希望する人は少なくない
副業への関心を示すデータもあります。総務省の就業構造基本調査をもとにした資料では、2012年時点で副業を希望する就業者は367万8,000人、就業者全体の5.7%でした。一方、同じ2012年に実際に副業をしていた人は約234万人とされています。
また、総務省の2022年調査では、非農林業従事者のうち副業がある人は約305万人、追加就業希望者は約493万人でした。
出典:https://www.stat.go.jp/data/shugyou/2022/pdf/kyouyaku.pdf
つまり、現在では本業に加え、副業をして収入を得ている人が増え、副業をしたいと思っている割合も多くなっていることがわかります。
私も副業は怪しいのではないかと感じていましたが、そこで始めずに今の生活を続けることと、始めてみて判断することでは後悔の仕方が違うのではないかと考え、現在副業での収益化を目指し、スキル習得に取り組んでいます。
会社を辞めずに小さく始められる
副業を始めるからといって、すぐに会社を辞めたり、大きなお金を投じたりする必要はありません。まずは本業を続けながら、週に数時間を使って調べる、無料で練習する、小さな案件に応募するといった段階から始めることがおすすめです。
実際、私も本業としての仕事を行いながら、休憩時間や帰宅後の数時間で副業の学習を進めています。そうすることで、体力は必要ですが、安定した収入を得ながら、スキル習得に励むことができます。
また、最初の目標も、いきなり月10万円ではなく「仕事の流れを理解する」「サンプルを1つ作る」「初めての報酬を得る」など、達成できたか判断しやすいものにすると続けやすくなるでしょう。
金銭や気持ちを心配することなく、スキル習得を目指し続けることが重要になります。
副業初心者が確認すべき7つのポイント

初心者が副業を選ぶときは、広告で見かけた収入額だけで判断しないことが大切です。
始めやすさや使える時間、費用、学習の必要性、収入が発生するまでの見通しなどを確認し、自分の生活に無理なく組み込めるものを選びましょう。
以下では、副業を始める前に確認すべき7つのポイントを紹介します。
会社の副業禁止ルールは具体的に確認できているか
最初に、就業規則や雇用契約書、社内ポータルの案内などを確認します。許可制なのか届出制なのか、対象となる仕事に制限があるのか、勤務時間や競業・秘密保持についてどんな決まりがあるのかを整理しましょう。
文面だけでは意味がわからない場合は、人事・労務の担当部署などに、予定している仕事の内容を伝えて確認するのが安全です。
厚生労働省も、副業を希望する場合はまず勤務先のルールを確認し、その内容に沿って仕事を選び、必要な手続きを行うよう案内しています。
実際、私も副業禁止の会社に勤めているため、今の副業を始めることができないと思っていました。しかし、担当者に確認してみると、確かに雇用契約書には副業禁止の記載があるが、その副業に当たるのは、履歴書が必要となる副業やアルバイトが禁止ということでした。また、本業の業務に差し支える副業は禁止している会社が多いので、副業の仕事が本業に影響するかを加味することも重要になるでしょう。
会社のルールと税金の手続きは分けて考えられているか
会社から副業の許可を得ることと、税金の申告が必要かどうかは別の話です。
国税庁によると、給与所得者でも、給与以外の所得金額など一定の条件に当てはまる場合には確定申告が必要になります。一方で、所得税の確定申告が不要でも、住民税の申告が必要になる場合があります。
例えば、国税庁は確定申告が必要な人について以下のように規定しています。
給与を2か所以上から受けていて、かつ、給与の全部が源泉徴収の対象となる場合において、年末調整されなかった給与の収入金額と、各種の所得金額(給与所得、退職所得を除く。)との合計額が20万円を超える人。
このように、収入の種類や必要経費、給与の受け取り方によって扱いが変わるため、収入と経費の記録を残し、具体的な内容については、国税庁や自治体の最新案内で確認をしましょう。
初期費用をできるだけ抑えられるか
初めから高額な講座や機材を購入する必要があるとは限りません。
まずは、無料教材や体験版のツールを使い、作業そのものが自分に合うか確かめましょう。費用が発生する場合は、何にいくら必要なのか、購入しないと仕事を始められないのかを整理します。「今払えば必ず稼げる」といった説明には慎重になり、契約内容をよく確認してください。
私は、講座を受けながらWebライティングスキルの習得と収益化を目指しています。
以下では、独学と講座を受けることのメリットと注意点を説明します。
・独学
メリット・・・費用がそれほどかからず、自分のペースで学習やスキル習得を目指すことができる。
注意点・・・1から自分で調べたり、案件に応募したりするため、学習や案件獲得に時間がかかる。
・講座を受ける
メリット・・・講座の中で副業のスキルについて、使用するツールや実際の記事の書き方、案件の獲得の方法まで1から一つ一つ丁寧に教えてもらえます。
注意点・・・始める費用が高く、時間も拘束されるうえ、確実に収益化を目指せるとは限りません。
そのため、いくらまで払うことができるのか、いつまでに目的を達成したいのか、何を目的にしているのかを明確にし、計画・実行することが重要になります。
本業と両立できる作業時間か
本業が忙しい人は、理想の作業時間ではなく、実際に確保できる時間を基準にしましょう。平日に1時間〜2時間ずつ取り組めるのか、休日にそれ以上の時間を使えるのかを先に把握します。
睡眠時間や家族との時間を削らないと続けられない副業は、長期的には負担になる可能性があります。
現在、私は本業の休憩時間に30分ほど、帰宅後に1時間〜2時間ほど作業の時間を取るようにしています。
しかし、講義では動画を見て学習を行い、それほど時間がかからない場合もあれば、記事の執筆で、2時間を超える場合もあるため、作業内容により時間が変動するようになります。また、記事の執筆に慣れたり、コツを掴んだりすると、かかる時間も短縮できます。
そのため、自分がかけられる時間を決め、コツを掴めたり、慣れたりすると作業の幅が広がることも視野に入れたうえで、計画を行うとよいでしょう。
未経験からスキルを身につけられるか
副業のなかには、経験を積むほど仕事の幅を広げられるものもあります。
たとえばWebライティングなら文章構成や情報収集、デザインならレイアウトや配色などを学べます。ただし、学んだだけで仕事が得られるとは限りません。
練習作品を作り、依頼する側に能力を伝えられるようにすることも必要です。
ここで前述したとおり、講座を受けるか、独学で行うかの差が生じます。
私は、Webライティングの講座を受講し、記事を書くための情報収集の仕方や、その情報からの目次や記事の書き方などの基本的なスキルに加え、AIを活用した効率的な文章の書き方などを学んで、記事を書く練習を3回以上できるため、とても満足しています。
収入が発生するまでの期間を理解しているか
案件に応募して報酬を得るタイプの仕事と、ブログのように記事やサイトを育てて収益化を目指すタイプでは、収入につながるまでの道のりが異なります。
例えば、Webライターや動画編集などは、クラウドソーシングサイトなどで案件に応募し、採用後に仕事を完了して納品することで報酬を得られます。
一方、ブログやアフィリエイトは、記事を作成して公開し、読者を集めたうえで、広告経由の商品購入やサービス申し込みなどの成果が発生すると報酬につながります。
このように、仕事を受注するタイプは案件を獲得できれば比較的早く収入につながる可能性がありますが、ブログのようなタイプは記事の制作や集客を積み重ねる必要があり、収益化まで時間がかかることもあります。
すぐに収入が必要な人は、成果が出るまで時間がかかる方法だけに絞らない方がよいでしょう。
どの方法でも収入額や時期は保証されないため、生活費を副業収入に頼らずに始めるのが現実的です。
怪しい勧誘や高額契約がないか
仕事を紹介する前に高額な費用を請求されたり、仕事内容が曖昧なまま「誰でも簡単に稼げる」と説明されたりした場合は、すぐに契約しないことが大切です。
運営者、契約条件、返金条件、報酬の仕組みを確認し、必要なら第三者にも相談しましょう。初心者ほど、仕事を得るために先に大金を払う仕組みには慎重であるべきです。
私も講座受講を決めるまでに怪しくはないか、本当に収益化できるか、高いお金を払った分の稼ぎは可能かなど、とても不安でした。
この中で特に意識してほしい項目は、怪しい勧誘についてです。1つの判断材料として、その企業にWebサイトは存在するか、受講生がどれくらいいるか、問い合わせ先は書いてあるかなどの企業情報を確認することが重要です。
その点で信頼できることが分かれば、後は家族に相談し、決断しましょう。
副業初心者におすすめの副業4選

副業にはさまざまな種類があり、誰にとっても正解となる一つの方法があるわけではありません。ここでは、スキルを育てながら取り組める仕事や、自分の得意分野を活用しやすい方法を紹介します。仕事内容や報酬条件は案件ごとに違うため、応募前に詳細を確認しましょう。
Webライター|文章を書くことが苦にならない人
Webライターは、Webサイトの記事や商品紹介文などを作成する仕事です。始める前に、読みやすい文章の書き方、情報源の確認、見出しの組み立て方などを学びます。
経験がない場合は、まず自分の得意なテーマでサンプル記事を1本作り、どんな文章を書けるかを示せるようにしましょう。
また、AIを上手く活用することで、執筆のスピードが上がり、仕上がりも正確にスマートになります。
案件に応募する際は、報酬だけでなく、文字数、修正回数、納期、連絡方法なども確認することが大切です。
ブログ・アフィリエイト|長期的な収益を目指したい人
ブログは、自分の経験や知識を記事にまとめ、検索などを通じて読者に届ける方法です。
広告や紹介による収益を目指すこともできますが、記事を書けばすぐに収入が生まれるとは限りません。
テーマ選び、読者の悩みの調査、記事の改善を続ける必要があります。
短期間で確実に稼ぐ方法としてではなく、文章作成やWeb集客のスキルを育てる長期的な取り組みとして検討しましょう。
動画編集・Webデザイン|専門スキルを身につけたい人
動画編集やWebデザインは、操作方法や制作の基本を学び、作品を作りながら実力を示していく仕事です。
パソコンの性能やソフトの費用が必要になる場合もあるため、始める前に必要な環境を確認してください。
最初から高価な機材を買うのではなく、無料ツールや手持ちの機材で試せる範囲を調べ、簡単なサンプルを作ってみると、自分に合うか判断しやすくなります。
スキル販売|自分の得意を活かしたい人
資料作成、イラスト、文章の校正、語学、事務作業など、すでに持っている知識や経験が仕事につながる場合もあります。
まずは「誰の、どんな困りごとを、何を使って解決できるか」を一文で説明してみましょう。
提供する作業の範囲、納期、修正の回数、報酬を明確にしておくことが、依頼者との行き違いを防ぐ助けになります。
副業初心者によくある質問

副業をする際には、収益はどれくらいで得られるのか、収益を得た分の税金はどうすればよいのかなどの不安がありますよね。
以下では、副業初心者に良くある質問についてまとめました。
副業初心者の収益化までの流れは
副業の種類、使える時間、スキル、案件の獲得状況によって違うため、一律に「何か月で稼げる」とは言えません。
最初は収入額だけで判断せず、サンプルを作る、応募する、仕事の流れを経験するなど、自分でコントロールできる目標も設定しましょう。
私は、1ヶ月かけてWebライティングのスキルや案件獲得についての知識を学ぶ計画で進めています。学習を早く進めることで、より早く案件獲得に移行でき、収益化の可能性が高くなるため、自分の目標に向けて、日々、少しずつスキル習得に励んでいます。いつまでに収益化を目指すなどの自分の達成したい目標を明確にし、それまでに必要となるスキルや案件応募の件数などを考慮しながら、進めていくことが重要となるでしょう。
パソコンがなくても副業はできるのか
スマートフォンでできる作業もありますが、文章の長い編集、複数の資料を扱う仕事、デザインや動画編集などはパソコンの方が進めやすい場合があります。
仕事を決める前に必要な機材やアプリ、作業のしやすさを確認し、最初から大きな買い物をするのは避けましょう。
私は、以前から所有しているWindowsのパソコンとiPad、iPhoneを使い作業をしています。iPadやiPhoneでは、画面が小さく、できる作業もパソコンより限られるため、操作性が劣るでしょう。そのため、私も移動先での作業では、iPadを使用し、家など落ち着いてゆっくり作業ができる場合は、パソコンで作業しています。
副業の収入が少なくても確定申告は必要か
給与所得者の場合、給与以外の所得が一定額を超えるなどの条件により、所得税の確定申告が必要になることがあります。
ただし、収入と所得は同じではなく、所得は収入から必要経費などを差し引いて計算します。また、所得税の確定申告が不要でも住民税の申告が必要な場合があります。
例えば、さいたま市では、確定申告や税について以下のように示しています。
副業の収入について、税務署に所得税の確定申告書を提出する方は、原則として改めて市役所に市民税・県民税の申告書を提出する必要はありません。(※税務署に確定申告書を提出することで市役所は税務署の確定申告書を参照します。)
国税である所得税では、本業の給与所得以外に副業の所得がある場合でも、副業の所得が20万円以下であるなどの一定の場合に確定申告をしなくても良い場合があります。
但し、税務署において所得税の確定申告書の提出が必要ない場合でも原則として、市民税・県民税では申告が必要です。
さいたま市/副業の所得が20万円以下の場合でも申告は必要ですか?
そのため、自分の状況に応じて国税庁と自治体の案内を確認することが重要です。
まとめ|副業初心者は小さな一歩から始めよう

将来のお金に不安を感じたとき、すぐに大きな決断をする必要はありません。
以下では、初心者が副業を始める際のポイントを再度まとめます。
・会社の副業ルールを確認し、使える時間や費用を整理したうえで、自分に合いそうな副業を一つ選んでみる。
・最初から大きな収入を目指すより、学ぶ・試す・振り返ることを続ける。
・副業の収入によっては、確定申告の実施や税の申告書の提出が必要な場合があるため、自分の所得と必要な手続きを国税庁や自治体の説明を見て確認する。
今の会社の給料だけに頼らない将来を考えるために、今日できる小さな行動から始めてみてください。
