【栄養士がしている副業とは？】仕事の内容や副業の始め方を徹底解説！

栄養士として働きながら副業で収入を増やしたいと考えたことはありませんか。

栄養士をしながら副業がしたいけれど、どのような副業がいいかわからない、といった悩みを持った人におすすめの記事になります。

今回は、栄養士で働きながらできる副業や、栄養士が副業を始めることのメリット、デメリットについて解説します。

本記事を読めば、いろいろな栄養士のスキルを活かした副業の中から自分に向いている副業が見つかること間違いなしです。

中根夏音

Webライター/栄養士

栄養士として7年以上保育園に勤務し、子どもや保護者に「正しく、わかりやすく伝える」力を磨いてきました。その経験を活かし、現在は栄養・保育・ライフスタイルを中心に記事執筆を行っています。専門性を大切にしながらも、どなたでも理解できる柔らかい表現を心掛けています。読者に寄り添い、共感と安心を届ける文章を通じて、信頼される情報発信を目指しています。丁寧なリサーチと誠実な対応で、依頼者さまの想いを正確に言葉にします。

栄養士におすすめの在宅副業

栄養士の勤務形態は基本的に出社なので、副業では在宅がいいと思う方も多いのではないでしょうか。

ここでは、栄養士が在宅でできるおすすめの副業を3つ紹介します。

オンライン栄養相談

オンライン栄養相談とは、スマートフォンやパソコンを使って自宅に居ながら食生活や栄養について悩みのある人の相談に乗るサービスです。

クラウドソーシングを使ったり、専門の求人サイトに登録したり、SNSで自分で健康情報を発信し顧客を掴むやり方などオンライン栄養相談の仕事をとる方法は様々です。

オンラインの栄養相談は、隙間時間や30分〜1時間の短い時間で行うこともでき栄養士との両立が無理なく始めやすいのではないでしょうか。また、普段の職場での対象者の違う対象者の栄養相談を行うことでスキルアップや、新しい発見も得ることができます。

注意点としては、栄養士は管理栄養士と違い病気や特別疾患を持つ方への食事指導はできません。そのため、健康な方の栄養相談の案件を探してみてください。

webライティング

webライティングは求人サイトや、クラウドソーシングを通じて募集されている記事制作の案件に応募し、クライアントの要望に沿った内容を執筆する仕事です。この記事を見てくださっている方は栄養士の方が大半だと思いますので、栄養や健康についての記事だと始めやすいのではないでしょうか。

今まで学んだ栄養や健康にかかわる知識を活かして記事を書き、様々な読者に伝えることができます。

webライターは納期を守ることさえできれば自分の好きなタイミングで仕事をすることができます。

また、ネット環境さえあれば好きな場所で活動することが可能のため、同じ職場で勤務することが多い栄養士の休日に気分転換にもなりますよね。

献立作成

献立作成は仕事が忙しい家庭や、バランスのとれた食事をとりたい方、企業や飲食店などで新メニューを開発したい方に向けて、栄養バランスや彩りなどを考えながら、献立を立てたり、レシピを作ったりする副業です。

こちらもクラウドソーシングや専門の求人サイトで案件を探して応募することができます。

栄養計算のソフトが必要なことが多いのでハードルが高そうに思えますよね。しかし、企業や利用者の要望に沿って献立を立てたり、レシピを作ったりするため、日頃自分の職場で立てている献立の立て方や、レシピの作り方と大きな差はありません。

自宅で実際に調理して写真を求められる案件もあるため、自分の作りたいレシピや献立を調理することが楽しいと思う方に向いていますね。

栄養士におすすめの在宅以外の副業

在宅だとうまく仕事が進まないという方もいますよね。

次は、在宅ではない栄養士におすすめの副業を3つ紹介します。

お料理教室アシスタント

お料理教室のアシスタントとは、具体的にはお料理教室にもよりますが、先生がいて先生のサポート役や、準備、片付けなどを行います。

お料理教室のアシスタントはあまり聞かない副業のように感じますが、調べてみると意外と求人サイトに求人が多くあります。栄養士の資格を持っていると採用の確率が上がります。

開催が週末が多いことや下準備などが必要なところが難点とされていますが、普段とは違う場所や違う人と料理をすることで心も体もリフレッシュになる方もいるのではないでしょうか。

また、自分自身のレシピの幅やが増えたり、調理スキルも上がるので本業のスキルアップにもつながりますね。

栄養相談

先ほどはオンラインでの栄養相談を紹介しましたが、栄養士の副業にはもちろん対面での栄養相談もあります。対面での栄養相談は、現在の職場でも皆さんが行っている主な業務の1つだと思います。

副業の栄養相談では、ジムや保健センターなど様々な場所があるので自分の興味のある分野の場所に手軽に栄養相談にいけるのは魅力的ですよね。

オンラインよりも施設の人や地域の人との関わりもできるので、人間関係が広がります。

オンラインの栄養相談も同じですが、様々な人の悩みを聞くことで自分の知識も広げることができるのも魅力の1つです。

料理代行

料理代行とは、仕事や育児で育児で忙しく料理に時間をさけない方や、離乳食の作り方がわからない方、今日だけどうしても料理を作って欲しい方など様々な方の家で調理することが主な仕事です。

家事代行のサービスや家事代行サービスのマッチングサイトで仕事を見つけることができます。利用者や契約にもよりますが献立を考えるところから、買い物、下ごしらえ、調理、片付けまでを請け負います。

仕事が忙しく料理をする暇がない、同じようなレシピが続いてしまうというような様々な利用者の悩みを解決できるように調理をしましょう。

リピーターが付けば、安定して仕事を請け負うことができるためその家庭の味の好みや、好みの調理法などを考えて献立を考えることが重要です。

栄養士が副業を行うメリット

ここでは、栄養士が副業をすると得られるメリットを2つ紹介します。

収入が増える

メリットの1つとして1番わかりやすいのは、やはり「収入が増えること」ではないでしょうか。

収入を増やしたくて副業を始めた方も多いと思います。

増えた収入で、欲しいものを購入したり、旅行に行ったりと好きなことができるのも副業を始める良さですよね。

お金だけでなく、心の豊かさを感じられるのが副業の魅力です。

仕事の選択が広がる

他にも副業をするメリットとして、仕事の選択肢が広がります。

普段の職場では、同じ場所や同じ相手、似たような悩みを持った方を相手に仕事をすることが多いのではないでしょうか。

副業を通していつもとは違う場所や違う悩みを持った方と出会うことが多くなることで、新しい気づきや、出会いがありその結果新しい仕事につながることもあります。

たとえば、栄養士として働く方がWebライターとして健康記事を執筆することで、情報発信のスキルを身につけたり、新しいキャリアの可能性に気づいたりすることもあります。

その他にも、新たな場所で仕事をしてみて自分のもっとやりたい事や興味がある事が見つかり選択肢が広がるかもしれませんね。

栄養士が副業を行うデメリット

次に、栄養士が副業を行うデメリットを2つ紹介します。

あらかじめデメリットを理解しておくことで、無理のない副業ライフを実現できるでしょう。

確定申告が必要になる

栄養士に限ったことではないですが、副業をすると確定申告が必要になります。

副業の所得が年間20万円以上になる場合は、確定申告をしましょう。

栄養士をしていて自分で確定申告をしている人は少ないでしょう。わからないときは、国税庁のホームページを見て進めてみてください。

参考：【確定申告･還付申告】｜国税庁

自分の時間が減る

栄養士として働きながら副業もしたいとなると、やはり時間はかなり削られてしまいます。

勤務時間に加えて副業の作業時間を確保しようとすると、1日10時間以上働く日が続くこともあるでしょう。

栄養士の仕事に支障が出たり、自分の時間が減って疲れてしまったりすることもあります。

副業を始めたては難しいかも知れませんが、自分にとってどの時間配分が自分に1番合っているかを見つけてみてくださいね。

栄養士が副業を始める方法

栄養士が副業を始めるには、まず勤務先が副業が可能かどうか確認してください。

バレないだろうと思っていても、確定申告や住民税によってバレるケースは多々あります。

副業が、可能な場合はまず自分はどんな副業をやってみたいのか考えるところからスタートです。

栄養士の副業に関する質問

最後に、読者の方の質問に答えていきたいと思います。

単発バイトについてや、副業は今の会社にばれるのかなど副業を始めるにあたって気になることですよね。副業をはじめるにあたっての疑問を解消できるとスムーズに副業を始められますね。

単発バイトはできる？

単発バイトは、勤務先が副業を可能としていればできます。

単発のバイトや、手渡しのバイトでも先程の条件を満たすと確定申告が、必要なので気をつけてください。

先ほど紹介した副業にも、単発でできる案件もあるので自分にあった副業を探してみてくださいね。

単発のバイトで、自分のやりたいことや、挑戦したかったことをやってみると新しい興味関心が生まれます。単発のバイトは、自分が働きたいときに仕事ができたり、栄養士関連の副業だけではなく他の仕事も体験できたりするから魅力的ですよね。

会社に副業はばれる？

多くの会社員の方は特別徴収という形で、給与から住民税が天引きされています。

副業で収入が増えると、本業の給与額の住民税より副業分が加算され多くなってしまうためバレてしまうことがあります。

他にも、人からの噂やSNSでバレることもあるのであまり職場の人には言わないのがおすすめです。

バレないようにやるというよりも、勤務先が副業が可能かどうか確認しきちんとした形で副業できるのがベストですね。

栄養士で働きながら副業をして収入を増やそう 

栄養士として働きながら副業をすると収入が増えるだけでなく、新しい自分の仕事の選択肢や発見を見つけることができるかもしれません。

自分の時間は少なくなりますが、自分が楽しいと思える副業が見つかると、日々の生活もより一層楽しくなりますね。

まずは、自分の興味や得意分野を活かせる副業から一歩踏み出してみましょう。

まとめ

今回はこの記事では栄養士の副業について紹介しました。

副業と言ってもオンラインで人と関わる仕事や、在宅で受けることのできる仕事、いつもと違う勤務先に行って新しい人と関わる仕事など様々です。

もちろん、今回紹介した副業以外にも栄養士のスキルが身につく副業は沢山あるのでご自身に合った副業を見つけてくださいね。

この記事を見て、栄養士の方が副業を始めてみよう、私にも副業できそうと前向きな気持ちになってもらえることを楽しみにしています。

中根夏音

Webライター/栄養士

栄養士として7年以上保育園に勤務し、子どもや保護者に「正しく、わかりやすく伝える」力を磨いてきました。その経験を活かし、現在は栄養・保育・ライフスタイルを中心に記事執筆を行っています。専門性を大切にしながらも、どなたでも理解できる柔らかい表現を心掛けています。読者に寄り添い、共感と安心を届ける文章を通じて、信頼される情報発信を目指しています。丁寧なリサーチと誠実な対応で、依頼者さまの想いを正確に言葉にします。