フリーランスって?看護師目線でメリット・デメリットを徹底解説!

akahori

「今の働き方を変えたい」「新しいことに挑戦してみたい」「隙間時間を有効活用して収入につなげたい」と考えたことはありませんか?

私も看護師として10年間働く中で、将来の働き方について考えるようになり、フリーランスに興味を持ちました。時間や場所にとらわれず働ける魅力がある一方で、収入や自己管理など、不安に感じる部分があるのも事実です。

この記事では、フリーランスとはどのような働き方なのかをはじめ、メリット・デメリットを看護師の視点からわかりやすく解説します。これから新しいことに挑戦したい方や、隙間時間を活かして一歩踏み出したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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赤堀友香里
赤堀友香里
看護師ライター
看護師として10年、病棟6年・外来4年を経て、現在は精神科病院に勤務しています。現役だからこそ書ける一次情報をもとに、専門的な内容をかみ砕いて伝えることを大切にしています。看護学校では留年も経験しました。遠回りをしたからこそ、うまくいかない人の気持ちがわかります。看護師・看護学生に向けた記事から、一般の方に向けた健康やメンタルの解説まで対応できます。読者が最後まで読み進められる、わかりやすい記事をお届けします。

フリーランスとは?

フリーランスとは、特定の会社や団体に所属せず、自分のスキルや経験を活かして仕事を請け負う働き方です。会社員のように雇用契約を結ぶのではなく、仕事ごとに契約を交わし、成果に応じて報酬を受け取ります。

ライターやWebデザイナー、動画編集者、プログラマーなど、さまざまな職種でフリーランスとして活躍している人がいます。また、専門的な知識や技術があれば、職種を問わずフリーランスとして働くことも可能です。

フリーランスは「個人事業主」や「自営業」と混同されることがありますが、フリーランスは働き方を表す言葉です。一方、個人事業主は税務上の事業形態、自営業は事業を営む人全般を指す言葉であり、それぞれ意味が異なります。

わかりやすくそれぞれの違いについて表にまとめています。

フリーランス個人事業主/自営業
定義特定の会社に所属せず、案件ごとに契約して働く働き方税務上の事業形態として扱われる人
開業届の必要性必須ではない(事業として継続する場合は提出が一般的)原則として提出が推奨される
契約形態業務委託契約(請負契約・準委任契約など)が一般的業務委託や取引契約が一般的(雇用契約ではない)

働く時間や場所を自分で決められる自由さがある一方で、仕事の獲得や収入の管理なども自分自身で行う必要があります。そのため、自分の得意分野や専門性を活かし、価値を提供することがフリーランスとして活躍するための重要なポイントと言えるでしょう。

フリーランスのメリット

フリーランスには、会社員にはないさまざまな魅力があります。自分のライフスタイルに合わせて働き方を選べるため、仕事だけでなくプライベートとの両立もしやすくなります

また、自分の得意分野や興味のある仕事に挑戦しやすく、理想のキャリアを築ける点も大きなメリットです。

看護師として働いていると、シフト勤務や夜勤、急な残業などで時間や働き方が制限されることも少なくありません。そのため、自分のペースで仕事を進められるフリーランスという働き方に魅力を感じる方もいるでしょう。

ここでは、フリーランスならではのメリットについて、4つのポイントに分けて紹介します。

労働時間の柔軟さ

フリーランスの大きな魅力の一つは、働く時間を自分で決められることです。会社員のように決まった勤務時間がないため、朝型・夜型など自分の生活リズムや、最も集中できる時間帯に合わせて仕事を進められます

例えば、朝のうちに仕事を終わらせて午後は家族との時間を過ごしたり、日中に用事を済ませて夜に作業したりと、ライフスタイルに合わせて柔軟にスケジュールを組むことが可能です。

看護師はシフト勤務や夜勤があり、自分で勤務時間を選ぶことは難しい職業です。そのため、働く時間を自分でコントロールできるフリーランスは、自分らしい働き方を実現しやすいというメリットがあります。

ストレスが軽減される

フリーランスは、自分で仕事の進め方や関わる相手を選べるため、ストレスを軽減しやすい働き方です。会社員のように固定された人間関係がないため、苦手な相手と長く付き合い続ける必要がなく、契約終了後は関係を見直すこともできます。

また、在宅で仕事をする機会が多いため、毎日の通勤や満員電車によるストレスから解放される点もメリットです。自分に合った環境で働けることで、仕事に集中しやすくなり、心身への負担を軽減できるでしょう。

看護師は患者さんだけでなく、医師や看護師、他職種との連携が欠かせない仕事です。人間関係が良好であれば働きやすい一方で、悩みを抱えることも少なくありません。

そのため、自分で仕事相手や働く環境を選べるフリーランスは、ストレスを軽減しながら働きたい人にとって魅力的な働き方といえます。

仕事を選べる

フリーランスは、案件ごとに仕事を引き受ける働き方なため、自分の意思で受ける仕事を選べる点が大きなメリットです。興味のある分野や得意な仕事に集中できることから、モチベーションを維持しながら働きやすい環境を作れます。

会社員の場合、苦手な業務やあまり興味のない分野であっても、業務命令として取り組まなければならない場面があります。

一方、フリーランスは「自分の専門知識を活かせる案件を選ぶ」「これから身につけたいスキルにつながる仕事に挑戦する」など、成長したい方向に合わせて仕事を選択することが可能です。

看護師として働いていると、配属先や担当業務を自分で自由に決めることは難しいと感じることがあります。そのため、自分の得意なことや興味のある分野に注力できるフリーランスの働き方は、新しいことに挑戦したい人にとって大きな魅力といえるでしょう。

また、自分で選んだ仕事は「成果を出したい」という気持ちが生まれやすく、主体的に工夫しながら取り組めるため、やりがいや成長にもつながりやすいと感じます。

欲しいスキル・キャリアを得られる

フリーランスは、自分の目標や将来のキャリアに合わせて案件を選べるため、身につけたいスキルを効率よく習得できる点が魅力です。「この分野の知識を深めたい」「新しい仕事に挑戦したい」と思ったときに、自ら希望する案件へ挑戦しながら実践経験を積めます

会社員の場合、異動や担当業務は会社の方針によって決まることが多く、自分の希望どおりにキャリアを築けるとは限りません。一方、フリーランスは今後の目標を見据えて仕事を選べるため、自分の得意分野を伸ばしながら、新しいスキルや経験を積み重ねられます。

また、学んだ知識をすぐに仕事へ活かせるため、経験を重ねるほど専門性や実績を高めやすくなります。その結果、高単価案件につながる可能性もあり、理想とするキャリアを実現しやすい働き方といえるでしょう。

私自身、看護師として働く中で多くの知識や経験を積んできましたが、担当業務や役割は自分の希望だけで決められるものではありませんでした。

だからこそ、自分が身につけたいスキルに合わせて仕事を選び、挑戦しながら成長できるフリーランスの働き方に大きな魅力を感じています。

フリーランスのデメリット

フリーランスは自由な働き方ができる一方で、会社員とは異なる責任やリスクも伴います。働く時間や仕事内容を自分で決められる反面、収入や健康、仕事の管理など、すべてを自分で行わなければなりません

特に、会社員であれば勤務先が対応してくれる社会保険や福利厚生なども、自分で手続きや管理を行う必要があります。そのため、フリーランスを目指す際は、メリットだけでなくデメリットも理解したうえで、自分に合った働き方かどうかを判断することが大切です。

ここでは、フリーランスとして働く前に知っておきたい6つのポイントについて解説します。

収入の不安定さ

フリーランスの大きなデメリットの一つは、収入が安定しにくいことです。会社員のように毎月決まった給与が支払われるわけではなく、受ける案件の数や継続状況によって収入が変動します。

仕事を安定して獲得できている時は収入アップを目指せる一方で、案件が少ない月は収入が減少する可能性があります。また、体調不良などで仕事ができない期間が続いた場合、その分収入に影響が出てしまう点にも注意が必要です。

看護師として働いていると、毎月決まった給料が得られる安心感があります。夜勤や残業など大変な面もありますが、働いた分の収入が安定して得られることは大きなメリットです。

そのため、フリーランスへ挑戦する際は、いきなり仕事を辞めるのではなく、副業から少しずつ経験や実績を積みながら、安定して仕事を獲得できる力を身につけていくことが大切です。

社会的信用の低下

フリーランスは、会社や組織に所属していないため、会社員と比べて社会的信用を得にくい場合があります。特に、収入の安定性が重視される住宅ローンやクレジットカードの申請、賃貸契約などでは、審査で不利になるケースもあります。

会社員は毎月決まった給与があり、勤務先によって収入の安定性を証明しやすいことが特徴です。一方、フリーランスは案件の受注状況によって収入が変動するため、金融機関や契約先から「安定した収入がある」と判断されにくいことがあります。

例えば、住宅ローンを組む予定がある場合や大きな契約を考えている場合は、会社員のうちに手続きを済ませておくことも一つの方法です。また、フリーランスとして継続的な実績や収入を積み重ねることで、信用を築いていくこともできます。

看護師として働いていると、医療機関に勤務しているという安定性から、社会的信用を意識する機会は少ないかもしれません。しかし、フリーランスになると、仕事のスキルだけでなく、自分自身の実績や収入を証明し、信用を積み上げていくことも大切になります。

生活リズムが乱れる恐れがある

フリーランスは、働く時間を自由に決められることがメリットである一方、自己管理ができていないと生活リズムが乱れやすいというデメリットがあります。

会社員のように勤務時間が決められていないため、自分のペースで仕事を進められる反面、仕事とプライベートの区切りがつきにくくなることがあります。

納期に追われたり、収入を増やそうと仕事を多く引き受けたりすると、夜遅くまで作業を続けてしまうこともあるでしょう。

看護師の場合、シフト勤務ではあるものの勤務時間が決まっているため、仕事と休息の切り替えがしやすい面があります。一方、フリーランスはスケジュール管理や仕事量の調整も自分自身で行う必要があるでしょう。

フリーランスとして長く働き続けるためには、無理のない予定を立て、休む時間もしっかり確保することが大切です。自由な働き方だからこそ、自分自身で生活リズムを整えるよう意識しましょう。

社会保険料の自己負担増加

フリーランスは、会社員と比べて社会保険料の負担が大きくなる場合があります。会社員の場合、健康保険や厚生年金の保険料は会社と折半しますが、フリーランスは国民健康保険や国民年金などを自分で支払わなければなりません

例えば、会社員時代に社会保険料として毎月約3万円を負担していた方でも、フリーランスになると国民健康保険料や国民年金保険料などを合わせて毎月4~6万円程度の支払いになるケースもあります。

また、会社員には健康保険の傷病手当金や雇用保険など、万が一働けなくなった場合を支える制度が整っています。一方で、フリーランスは会社員とは利用できる制度が異なるため、病気やケガで仕事ができなくなった場合に備え、自分自身で準備しておくことが必要です。

私も看護師として働いているときは、社会保険料は毎月給与から自動で天引きされていたため、実際にどれくらい負担しているのかを深く意識したことはありませんでした。

しかし、フリーランスを目指して調べる中で、保険料や税金を自分で管理する必要があることを知り、自由な働き方にはそれに伴う責任もあると実感しました。独立を目指す際は、仕事のスキルだけでなく、お金に関する知識も身につけておくことが大切です。

自己管理の必要性

フリーランスは、仕事に関するさまざまな管理を自分自身で行う必要があります。会社員であれば勤務先が担当してくれる業務も、フリーランスではスケジュール管理や健康管理、仕事の獲得、収入管理などを自分で対応しなければなりません。

また、本来の専門スキルを活かした仕事だけではなく、営業活動や契約手続き、請求書の作成、経費の管理、確定申告などの事務作業も必要になります。

特に確定申告では、所得税や住民税の計算、経費の整理などを自分で行うため、税金やお金に関する知識も求められます。

看護師として働いている場合、勤務先が給与計算や税務に関する手続きを行ってくれるため、これらの業務を意識する機会は少ないかもしれません。しかし、フリーランスになると、仕事をするだけでなく「事業を運営する」という視点が必要になります。

自由な働き方を実現するためには、専門スキルだけでなく、時間・お金・健康を管理する力も重要です。フリーランスへ挑戦する前に、必要な知識を身につけ、無理なく継続できる環境を整えておくことが大切です。

看護師の私がフリーランスを目指す理由

私は現在、精神科病院で看護師として働いています。看護師は患者さんの命や生活を支えるやりがいのある仕事ですが、シフト勤務や時間の制約があり、自分の理想通りの働き方を実現することが難しいと感じる場面もありました。

そんな中で出会ったのが、フリーランスという働き方です。自分のスキルや経験を活かしながら働く時間や仕事を選び、新しいことにも積極的に挑戦できる点に魅力を感じました。

一方で、収入の不安定さや社会保険、自己管理など、会社員にはない責任があることも理解しています。だからこそ私はいきなり看護師を辞めるのではなく、本業を続けながらライティングに挑戦し、少しずつ知識や経験を積んでいます。

実際に学びながら仕事を経験することで、フリーランスとして必要なスキルだけでなく、自分で考えて行動する力も身についてきました。

フリーランスは、誰にでも簡単に成功できる働き方ではありません。しかし、正しい知識を身につけて一歩ずつ経験を積み重ねていけば、自分らしい働き方を実現できる可能性があります。

もし「新しいことに挑戦してみたい」「隙間時間を活用してスキルを身につけたい」と考えている方は、まずは副業や学習から始めてみてはいかがでしょうか。

私も理想の働き方を目指して挑戦を続けている一人として、この記事が最初の一歩を踏み出すきっかけになればうれしいです。

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赤堀友香里
赤堀友香里
看護師ライター
看護師として10年、病棟6年・外来4年を経て、現在は精神科病院に勤務しています。現役だからこそ書ける一次情報をもとに、専門的な内容をかみ砕いて伝えることを大切にしています。看護学校では留年も経験しました。遠回りをしたからこそ、うまくいかない人の気持ちがわかります。看護師・看護学生に向けた記事から、一般の方に向けた健康やメンタルの解説まで対応できます。読者が最後まで読み進められる、わかりやすい記事をお届けします。
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